禁煙1ヵ月
1ヵ月禁煙するとどのような変化があったのでしょうか?
臭わない
多分これが自分にとって一番大きいような気がします。
あちこちでタバコ臭い人が近くにいるだけで自分もこんな臭いがしてたんだ、と思っています。
人と話す時に臭いを気にする必要が無くなりました。
普段は吸わなければ臭うことは無かったのですが、ジョギングをして家に帰って、シャワーでも浴びてると、禁煙3週間くらいまでは1本も吸っていないのに吐く息からタバコの臭いがしていました。
ここ1週間くらいはその臭いもほとんど感じることは無くなったようです。
段々肺も綺麗になっていってることを実感します。
3週間くらいまでは走りながら喉に絡む痰も酷かったですが、最近はだいぶスッキリしてきました。
部屋も臭わないし汚れないしでとても清潔になります。
今まで使っていたバッグなんかがタバコ臭いことに気付くと思います。
洗える物は洗ってしまいました。
時間の充実
特に休んでる日なんかに時間の充実を感じます。
1日有意義にたっぷりと時間を使って好きなことが出来るような気がします。
また何かにチャレンジしてみようと思うことも増えたかもしれません。
禁煙して最初の頃は休みの日はとても喫煙欲求が強くて1日我慢するのが大変でしたが、最近はそれもだいぶなくなり、とてもリラックスした感じで過ごすことが出来るようになりました。
どこかへ到着する度に喫煙所を探してタバコを吸っていましたが、その必要も無くなりました。
また仕事もずっと座って集中出来るようになっています。
前はちょっと考え事する度にタバコを吸っていました。
スクリプトが上手く動かない時なんかにタバコを吸いに行って閃くこともあったのですが、今は座ったままでも構わないし、その辺ウロウロするだけでも構わないことに気付きました。
ずっと座ってることが全然苦痛では無くなってきます。
移動してタバコを吸ってまた移動、とすることが無くなったので1日にかなりの時間が新たに生まれたのではないかと思います。
この大雨やクソ暑い最中、わざわざ喫煙所に行く必要が無くなりました。
今までいかにタバコ中心の生活を送っていたのかと実感してます。
お金の節約
お金を燃やして煙に変えることが無くなりました。
禁煙開始して1日平均1箱吸っていたので今現在で15,000円程度節約出来ているようです。
禁酒も継続しているので合計30,000円程、タバコと酒で節約出来ているのではないでしょうか。
月に数回居酒屋なんかに行っていたお金も考えると結構な金額が節約出来ているような気がします。
ビールの替わりに水道水を飲むようになった、とかならもっと節約出来ているかもしれませんが、炭酸水を飲んでいるので酒代がの分がそのまま0になった訳ではありません。
でも酒に合わせたツマミも買う必要がなくなったのも大きいですね。
ホントにタバコには無駄なお金を今まで費やしてきました。
美味しい物食べたり、旅行に行ったりする方がよほど有意義なお金の使い方ではないでしょうか。
タバコを吸ったからって何の思い出にも残らないし、何も満たされることはありません。
お金使って人に迷惑を掛けてただけですね。
健康的になる
ジョギングしてればわかるのですが、息が上がってきた時に喉の奥の痛みのようなものが無くなります。
今までより余計に走れるかと言われればそんなに本格的に走っていないので良くわかりません。
歯が汚れなくなります。何度かザクトライオンでも使って歯磨きすれば白くなってきます。
ヤニが無くなって白くなったら普通の歯磨き粉に変えるといいでしょう。
歯医者に行くのが一番いいのではないかと思います。
鼻毛があきらかに伸びが遅くなります。
鼻の穴も黒くなることがなくなります。
最初の頃は便秘が酷くて便秘薬も飲んでいたのですが、それもほぼ解消されてきました。
今はビオフェルミンは飲んでいますが、その程度で大丈夫みたいです。
ビオフェルミンは整腸剤なのでほとんど副作用もないです。
肌もツヤツヤになってきました。
スモーカーズフェイスとかで検索すると出てくるような顔にはなりたくないですからね。
タバコを吸うと、ニコチンの影響で血管が収縮され、肌に酸素が届きにくくなります。
また、ビタミンCが壊されてしまい、ビタミンC不足を招きます。ビタミンCは、しみの原因となるメラニン色素ができるのを抑えたり、肌のハリに必要なコラーゲンを作る手助けをするなど、健康な肌にとって大切な役割を担っています。
こうしたタバコによる悪影響によって、肌のハリが失われたり、シワやしみなどができやすくなってしまうのです。なかでも顔のシワについては、タバコを吸うとシワが深く、長くなることがわかっています。
タバコは、健康だけでなく美容にとっても大敵です。いつまでも健康で若々しい笑顔でいるためにも、ぜひ禁煙を考えてみましょう。
まとめ
禁煙初期の頃は、ご飯かタバコか選ぶとすればタバコを選んでしまうような精神状態です。
ニコチン中毒は空腹や喉の渇きと似ています。
嗜好なんかでは無く、もはや欲求になってしまっていました。
何にも増してニコチンが必要な身体になってしまいます。
自分自身は冷静に見て最初の10時間くらいが一番強い喫煙欲求だったと思います。
それが1日目、2日目、3日目と段々治まっていくような感じでした。
暇な時に突然フッと吸いたくなったりはするのですが、最近は吸いたい欲求はすぐに治まっていくのを知っています。
究極は禁煙するには何もしないことなんだと思います。
喫煙という行為を止めようと思えば余計に辛いのではないでしょうか。
何もしないということが禁煙です。
行為を止めるというよりは何もしないのです。
わざわざタバコを買いに行かないし、わざわざ喫煙所に行かないし、わざわざタバコの箱を開けないし、わざわざタバコを口に咥えないし、わざわざライターで火を点けないし、わざわざ煙を吸い込まない。
わざわざ臭くなる必要もないし、無駄に時間やお金を使うこともないし、不健康になる必要もありません。
まだまだ1ヵ月で油断すれば元の喫煙者になるかもしれないですが、今後も喫煙という行為を止めるのでは無く、何もしないことを心掛けまず。